家族みんなの快適術
こどもをスノーボードデビューさせる場合、パパやママが教えるとどうしても甘えやワガママが出やすいものです。 そんなときは、スクールやキャンプを活用しましょう。スクールのレッスンは1日と半日が基本コースになります。平 均して半日4,500円~、1日6,500円~程度はかかります。大きな出費ではありますが、家族みんなで楽しむた めの先行投資と考えましょう。スクールは3歳以下から入れるレッスンや少人数制、プライベートなど、各スクール でプログラムが異なります。事前に確認しておきましょう。また、こどもだけで参加する宿泊型のキャンプは、新しい 仲間とともに切磋琢磨しながら学べます。親もとを離れることもいい経験になるでしょう。こどもはおとなに比べて 上達が早いので、数回参加させるだけで一緒に滑れるようになるはずです。
ゲレンデには、初心者から上級者まであらゆるレベルの人が滑っ ています。さらに凸凹斜面や片斜面、急斜面など、シチュエーション もさまざまです。こどもを遊ばせたり、滑らせる場合は、そういったリス クを極力少なくする配慮が大切です。小さなこどもであれば、まずは キッズパークを利用するといいでしょう。ネットで仕切られたキッズ パークは、ファミスノに最適なエリアです。また、幼児の場合は託 児所の有無も重要です。安心してこどもを預けられる施設があれ ば、パパママは気兼ねなくスノーボードに専念できます。託児所は 年齢制限や料金設定、予約の必要性、スタッフの人数や資格 有無など、ゲレンデによって対応が異なります。事前にチェックし ておきましょう。
バートンが開発した転びにくく、曲がりやすいLTR(ボード、ブーツ、バインディング)をレンタルし、専門のスタッフがテクニックを指導する、初心者向けの習得プログラムです。おとななら90分で連続ターンが可能になります。このレッスンはこどもでも受けられます。興味のある人はぜひゲレンデへ。
週末に出かけることが多いファミスノは、混雑をいかに回避するかで
快適度が大きく変わります。もっとも大切なことは、早め早めの行動
を心がけることです。休日特別割引が適用される高速道は出発時間
が遅いと渋滞する可能性が高く、駐車場においてもゲレンデから遠い
場所になってしまいます。少なくとも、リフト運行開始前までにはゲレン
デに着けるよう逆算して出発しましょう。また、レストランの席どりも重
要です。週末のレストランは間違いなく混みます。11時前後には席を
確保しておくようにしましょう。早いランチをとったときは、14時前後に
休憩を兼ねたおやつタイムをとるのもおすすめです。
ファミスノデビューの場合、こどものギアはレンタルでも構いません。スノーボードが好きになれない可能性があるからです。1日レンタルで料金は2,500~3,500円くらいです。ただ、ギアのレンタルは粗悪品も少なくありません。上達に大きく影響するギアはできるかぎり、こどもに合っ たいいモノを与えてあげましょう。ゲレンデへ行く回数にもよりますが、シーズン中に4回以上行くのであれば購入を考えるのも得策です。少し大きめのサイズを選べば、2、3年は使えるはず。ウエアならパンツのベルトやジャケットのヒモでウエスト部が調整できますし、ブーツもインソー ルを厚くすることで十分に対応できます。
長時間寒い場所で動き続けるスノーボードは、おとなでも厳しい環境といえます。そんな状況下でこどもを遊ばせる場合、寒さ対策はしっかり行いましょう。特に濡れやすいグローブは予備を用意しておくと安心です。「寒くない? トイレに行く?」など、声かけを心がけることで、つねに子どもの状態に気を配ることも大切です。また、ファミスノデビューで考えるのであれば1、2月の厳冬期は避け、晴天率がよく、寒さが和らぐ3月に計画するのもいいかもしれません。晴天の下ならこどももぐずらずに、スノーボードに集中できるでしょう。
スノーボードは経験値が少ないほど、転倒やケガのリスクが大きく、ゲレンデでは衝突などの危険も高まります。こどものケガを未然に防ぐためには、ヘルメット&プロテクターの装着が不可欠でしょう。また、ウエアやグローブ、ヘルメットなどのヒモ(ドローコード)をリフトの搬器に引っかけたり、手すりやイス、テーブルに絡めると思わぬケガにつながります。意外に見落としがちなので、パパママがしっかりチェックすることが大切です。こどもの行動は予測不可能です。ギアは正しく身につけさせ、扱い方も合わせてしっかり覚えさせましょう。


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