【3日目】今日はフリーライディングの日
10 03/06 UPDATE
ターンをマスターしたら、次はフリーライディング(フリーラン)にトライ! そのなかには、スノーボードがうまくなる要素がたくさんつまっているんですよ。

スノーボードになれてきたら、スピードを出して滑りたくなりますよね。でも確実にストップできないととても危険です。ここでは確実なブレーキ方法をマスターします。

当然ですが、ボードをまっすぐにしたままだと、滑ったままで止まれません。サイドスリップのように、ボードを横にすると止まります。ボードを横にするポイントは、後ろ足の「カカトキック」と「つま先キック」です。体重が後ろにかかっていると、後ろ足が思うように動かせません。進行方向に前手をしっかり伸ばして、前足に体重をかけておきましょう。止まるときは、エッジで止まろうとするのではなく、ソールの面を使って、カカトキック&つま先キックをできるようになりましょう。後ろ足の裏にべっとりついたガムを、雪面にこすりつけるようなイメージでやってみるといいですよ!
レッスンで大事なのは、よく見る、ほめる、そしてスキンシップです。なれないスノーボードはこどもたちとって大冒険。よく見て、ほめてあげて、そしてなによりスキンシップを心がけてくださいね。
"うちの子、なんかポーズがおかしくないかな?" 少し滑れるようになってくると、どうしてもクセが出てきます。そこで活躍するのがケータイカメラ! 自分ではできているつもりなので、口で言われてもなかなかイメージできないものです。写真を見せて説明してあげましょう。上達の記録にもなりますよ。こどもたちはジャンプが大好きです。このオーリーというトリックを練習することで、これまでよりも、もっと高くジャンプできるようになりますよ。

オーリーとは、ボードの持つしなりを利用した、高く飛ぶために必要な動作です。まず最初に、低くしゃがんで下半身にパワーをためます。そこから前足と前肩を引き上げながら、下半身にためたパワーとテールのしなりを利用して、上にジャンプします。空中では上半身に両足を引きつけ、ボードは雪面と平行にします。あとは、そのまましっかり両足で着地しましょう。コツは、一度前方に体重をかけてから、そのまま反動を利用して後ろに体重をかけると、テールに乗りやすくなります。なれるまでは、テールに乗ってみたり、ノーズに乗ってみたり、シーソーのように遊びながら、それぞれのしなりを感じてみましょう。止まった状態でオーリーするよりも、滑りながらオーリーをするほうがラクにできると思います。オーリーを入れながら楽しくフリーライディングしてみましょう。

スノーボードをはいていないときもそうですが、からだの軸がブレていたり、足元がフラついていたりすると、うまくジャンプすることができません。また頭やおしりが前や後ろに出すぎていたり、からだの軸をななめにかたむけすぎていたりすると、スノーボードの"ソール面"でしっかり踏み切ってジャンプすることができません。写真のように滑りながらオーリーする場合も、スノーボードのま上に乗リ、両足で踏んばって、たいらなところと同じようにトライしてみてください。「ふもとに滑り下りるまでにオーリー20回!」など、おたがいに課題を出すと楽しく練習できるはず。おとなにはダイエットになるかもしれませんよ?ターンだけでなく直滑降やオーリーなどの滑りができるようになると、スノーボードの楽しさはどんどん広がります。ここからは応用編。それらを使って遊んでみましょう。


自由に滑れるようになると、こどもたちは遊びの達人に変身します。写真はアップ系の地形をいかしたピョコジャン(小さいジャンプのこと)。前の人たちが飛んだラインをよく見ながら進入し、飛び出し口でジャンプ! 春になるとこんな地形をたくさん見かけますが、着地点に土や木が出ていたりするので注意してくださいね。
これも、コースのはじまりや、切りかわる部分によくあるピョコジャンになります。フラットから落ちこんでいるところに、ちょっとスピードをつけて進入し、斜面が切りかわるちょっと手前で、オーリーで踏み切ってジャンプしてみましょう。ただ、このタイプの地形は上から着地点が見えないことが多く、それこそ下に人がいたりする場合は大きな事故につながります。ジャンプする場合は、事前に必ず下で誰かに見ていてもらうなど、十分な注意をしてからジャンプしてくださいね。
うかいコースなどでカベを見ていると、雪の表面に三角の山をかいたように人がとおったラインが入っていることがあります。そんなラインを見つけたら、ラインに向かって少しスピードをつけて進入してみましょう。上る角度がきつい場合は、上を見るようにするとスムースに上れます。上まで上ったらジャンプするのもいいですし、写真のように後ろ足のカカトキックを使って、雪をスラッシュ(切りさくこと)するのも、とても気持ちがいいですよ。
こういった地形は、"どっか飛べるとこないかなぁ~"と、滑っているときに目をこらしていると、きっと見つかります。そう、コースのわきを一度下りて、またコースに戻ってくるラインです。この地形の遊びかたは、ラインのとおりに進入し、飛び出し口のちょっと手前で、タイミングよく踏み切ってオーリーします。あまりスピードがないと、コースに戻ってこられなくなるので、スピードを意識しましょう。もちろん着地点に人がいないことを十分に注意してください。このほかにも、ゲレンデのいろいろな地形で遊んでみましょう。
こどもたちは、ジャンプに加え、スピンも大好き。キッカーでのスピンとはちがって、ここでのスピンは簡単にトライできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

まず両足に同じように体重をかけて低くかがみながら、両手を回転方向とは逆に回して反動をつけます。そのまま飛び上がるのと同時に、両手を進行方向に回し、できるかぎり両足を引きつけ、そのまま回転しながら両足で着地します。
つま先側(フロントサイド)のターンの最後に、つま先側で踏み切って180してみましょう。比較的つま先側は踏み切りやすいはずです。着地のときは後ろ足が前になるので、フェイキー(テールを前にして滑ること)の練習も忘れずに。
ぴったりな斜面を選ぶそれぞれのレッスンにぴったりな斜面を選んで練習しましょう
あせらずに、ひとつずつクリアしていきましょう
「パンチ」や「ゴリラのポーズ」など、わかりやすい例をあげてあげましょう

最初はこわい場所に見えるかもしれませんが、ハーフパイプやパークは、ゲレンデの公園のようなものです。滑り台やブランコで遊ぶ感覚で、パークでも遊んでみましょう!写真: 日渡 亮


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