[UP GRADE]STRAIGHT JUMP ストレートジャンプ
10 10/05 UPDATE
スノーボードは他のスポーツに比べ、"観る"よりも"する"ことに比重が置かれやすい。ただ、ダブルコークや1080のようなトップライダーが繰り出すトリックに憧れチャレンジしようと思っても、そこへ到達する前にやるべきことは盛りだくさんある。そこでトランスワールドは、多くのスノーボーダーが目標としているトリックをマスターするための連載ハウツー「UPGRADE」をお届けする。すべてを理解してこそ意味があるので、今月からしっかり学んでいこう。
ストレートジャンプでは、高回転スピンの登竜門トリックである540(しかも両方向!)をゴールに定め解説していく。トリックは分解して覚えるのがオススメなので、いきなり540にチャレンジするのではなく、まずはベースとなる180を徹底解説する。すでにメイクできる人も、基本ができているかどうか再チェックしよう。


多くのライダーたちは、今までやったことのない高回転スピンにチャレンジするとき、それまでに覚えているトリックを組み合わせてイメージする。ということで、さっそくFS540も分解して考えてみよう。フロントサイド方向へ1回転半するトリックなので、FS360とFS180に簡単に分けられるはず。このFS360とFS180の2トリックを覚えていれば、FS540をメイクするまでの道は一気に拓けるのだ。ただ、いきなりFS360にトライするのは賢明ではない。FS360もFS180がベースとなっているのだから。まずはFS180を完全攻略しよう。
フロントサイドスピンには、トゥサイドで踏み切る「トゥ抜き」と、ヒールサイドに加重して抜ける「ヒール抜き」があるが、ここではスムースに回しやすいヒール抜きで解説していく。ただ、FS180はフラットで抜けても十分に回せることを覚えておこう。回す意識が強すぎてターンを巻き込んでしまうと、逆エッジや横っ飛びになりやすいのだ。「タイミングをとるためであれば有効だけど、スピンしようとして極端なラインどりは必要ないよ」
スピンのキッカケをつかむために、キックを上りはじめたら、軽くヒールサイドへ加重しよう。ただし、強すぎるエッジングは厳禁。重心を落とした安定した滑りでリップへ向かえばよい。強い先行動作も必要ないので、テールがリップにさしかかったら、胸を進行方向へ向ける程度の先行動作でテイクオフ。「上半身は回しても、下半身とボードは回さず、テール全体を感じながら踏み切ろう! ボードだけで回さないようにね」
空中へ飛び出した瞬間からランディングが見えるので、ここで高さにビビらないように! 事前にストレートエアで高さに慣れ
ておくこと。空中では両足を胸に引きつけ、身体をコンパクトな状態にする。「後傾にならないように上半身を進行方向へかぶせるのを忘れずにね。身体を小さくすることを意識すれば、重心のブレがなくなるんだ」。決して手からグラブしにいくのではなく、下半身を引きつける余裕が出てきてからすること。
着地はスイッチになるので、FS180にトライする前にスイッチライディングに慣れておくこと。着地点が常に見えているのでボードは合わせやすいが、ビビって後傾にならないように気をつけよう。最後まで上半身を進行方向へかぶせておくこと。「スイッチでもノーマルスタンス同様に、重心は真ん中ちょい後ろな感じで着地すれば、衝撃を逃がすこともできるよ」。ヒザを柔軟に使って両足同時に着地できれば完璧だ。
BS540も分解して考えると、BS360をしたあとにBS180を加えて着地すればBS540になると、簡単にイメージできるはず。ただBS180は着地時に進行方向が非常に見づらいため、着地点を確認しやすいBS360のほうが簡単なのでは? と思う人もいるのではないだろうか。だがBS180を覚えずして、完璧なBS360はマスターできない。バックサイド方向のスピンはトゥサイドで踏み切るため、力を入れやすい分、エッジが深く入りやすい。これを矯正するためにも、まずはフラット気味にテイクオフできるBS180を覚えることが先決なのだ。
フロントサイドスピンには、トゥサイドで踏み切る「トゥ抜き」と、ヒールサイドに加重して抜ける「ヒール抜き」があるが、ここではスムースに回しやすいヒール抜きで解説していく。ただ、FS180はフラットで抜けても十分に回せることを覚えておこう。回す意識が強すぎてターンを巻き込んでしまうと、逆エッジや横っ飛びになりやすいのだ。「タイミングをとるためであれば有効だけど、スピンしようとして極端なラインどりは必要ないよ」
スピンのキッカケをつかむために、キックを上りはじめたら、軽くヒールサイドへ加重しよう。ただし、強すぎるエッジングは厳禁。重心を落とした安定した滑りでリップへ向かえばよい。強い先行動作も必要ないので、テールがリップにさしかかったら、胸を進行方向へ向ける程度の先行動作でテイクオフ。「上半身は回しても、下半身とボードは回さず、テール全体を感じながら踏み切ろう! ボードだけで回さないようにね」
空中へ飛び出した瞬間からランディングが見えるので、ここで高さにビビらないように! 事前にストレートエアで高さに慣れ
ておくこと。空中では両足を胸に引きつけ、身体をコンパクトな状態にする。「後傾にならないように上半身を進行方向へかぶせるのを忘れずにね。身体を小さくすることを意識すれば、重心のブレがなくなるんだ」。決して手からグラブしにいくのではなく、下半身を引きつける余裕が出てきてからすること。
着地はスイッチになるので、FS180にトライする前にスイッチライディングに慣れておくこと。着地点が常に見えているのでボードは合わせやすいが、ビビって後傾にならないように気をつけよう。最後まで上半身を進行方向へかぶせておくこと。「スイッチでもノーマルスタンス同様に、重心は真ん中ちょい後ろな感じで着地すれば、衝撃を逃がすこともできるよ」。ヒザを柔軟に使って両足同時に着地できれば完璧だ。


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